book Cafe Bookish

毎月月初めには、先月売れた本のチェックを行います。
そうしていると、買取に持ってきてくださった本と人。
本を買ってくださった人と交わした会話などがふつふつと。
なんとなーくそういうことを書くのもたまにはいいのかな？と
勝手に振り返ってみることにしました。

今年はありがたい事に、買取も売れ行きも好調です。
買取は常連様が、買取の商品券で次の来店時に
コーヒーやケーキを楽しんでくださっている方が多いです。
ネットでもちらほら出ていて、それは少し大きめの金額の本だったり
店頭でパッと手に取られることは決して多くない本が多いのですが、
たまたま入ってきた本がスピリチュアル系が多かったのと
今のご時世だからでしょうか？ネットで売れていくのも
そういう本が多かったような気がします。

そして、新たな方の手に渡った本ですが・・・
先月は何よりもKOZA　SUPER MARKET　の一環で
シアタードーナツで文庫本祭りをさせていただいた時の会話が
楽しかったです。普段のお客様とは違う客層、又あのような
お祭りの場だからこその弾む会話。
最初に買ってくれた方は本土の方、コザが好きでコザでゆっくり
本を読むのが夢だったと3冊選んでいってくださいました。
本土からの帰省中の大学生、「菊と刀」こんなところで見つけるなんで！と
筒井康隆氏の「パプリカ」をずっと探していたと嬉しそうにする方も。
シアドのスタッフさんはさすがの「ティファニーで朝食を」を
これは私もオードリーの絵の表紙が可愛くて選んだので嬉しかったな。
映画関連・原作本を多めに持っていったので、
やはり好きな映画のを選ばれる方、懐かしいと喜んでくださる方や
最近、ヒトラーの映画を観たのだけどもっと掘り下げたいと
若い女性の方が「ヒトラーとナチス」をと映画にまつわる話も多く。
中年の女性二人組はシアタードーナツさんの常連さんでしょうか？
店内の常設のブッキッシュコーナーの本もいつもチェックしていてくれたとの
嬉しいお話を。
友人にはこれ好きだと思うよ！と押し付けたり（笑）

店内では久しぶりのお客様が、これ一回借りたけど厚くて返しちゃって
でも気になっていたからと池上永一さんの「黙示禄」が
休職中の常連様は、宗教的な気持ちを安らげる本を片手に
ほらここ！と教えて下さったり。
本土からのお客様は、あーこれ好きそう！となぜこれ？の組み合わせ。

店内にいると、本もあいだったり　すごく親しくなった方とじゃないと
なかなか話が進まない事も。でもやっぱり　こういう話は楽しいです。

1冊1冊にブッキッシュへ来るまでのストーリーがあり、
そこから次の方へと渡っていくストーリーがあります。

さてと、今月も頑張って本をあれこれしてみます！  

　お盆の中日いかがお過ごしですか？
先月から、バタバタと書棚の入れ替えを行っています。
若干整っていない所もあったりしますが、
ひとまず、エントランスと入り口側棚は、全て販売可能となっています。
ソファー側は、非売品、検討中・・・etc　となります。

そんな間にも、買取も寄贈もありました。
今回は非売品となる寄贈書のご紹介を。

『奥飛騨に響く　種蔵の里』　加藤麻美：撮影　近藤誠宏：監修

何度か（もしかしたら浦添の頃から）ご来店いただいている加藤ご夫妻。
その奥様が2015年に出された写真集です。
今現在も、奥飛騨と沖縄を行き来しているそうです。
家族で何度か旅行先として挙がっていた奥飛騨（まだ行けてません＾＾；　がんばらなくては！
沖縄では見ることのない山や雪、農村の風景。
そこでの季節・畑作業・お祭りなどが、写真に収められています。
こちらは、他の非売品の写真集などと一緒に並べておきます。
是非、手に取られてみてくださいね。


明日は、ウークイの為、お休みをいただきます。
日曜日は通常通りの営業です。
今日から新しいアイスコーヒーのメニューが登場しました。
そのご紹介は又来週！！  

西表島のあくび書房さんからの入荷本の案内です！


絵本・手仕事の本・お馬の本・・・etc

ブッキッシュにはあまりないジャンルの本なので、眺めているだけでも楽しいです。
離島に興味のある方・手仕事に興味のある方・・・
もちろん、そうでない方も。是非、手に取ってみて下さいね。

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営業時間のご案内です。
今週土曜日16日、夜は貸し切りとなりますので
通常営業は18：00まで（ラストオーダーは17：30）となります。
ご了承ください。

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私もしばらく離島に行けていないので
あくび書房さんの本を見て、気分だけでも離島に行きたいです！
あ～海行きたい！


  

ラジオなどに出演させていただくと、
以前のお客様が再開している事に気づいてくれたり
新しいお客様が来てくださるのが、ほんとうに嬉しい1ヶ月でした。
今回は、前回より気持ちの分ですが、反応良かったような？

そして、少し経った後に、ラジオ出ていましたよね！とも
恥ずかしいのですが、これも大事な事なんだなぁと思います。

最後の週、やっぱり本の本というか本屋さんに関する本を1冊は入れておきたいなと思い選んだのはこちら。

『離島の本屋』　朴順梨：著　ころから：出版

現在、ノミネートが決まり投票がはじまっている「本屋大賞」を応援する
フリーペーパー「Love　書店！」にて連載されていたコラムの書籍化です。
北海道から沖縄まで20の本屋さんに、直接現地に出向いて取材し
まとめられています。

定期的に雑誌ではおしゃれな書店やブックカフェがテーマになっていたり
サードプレイスとしてのそういう場所として求められる風潮のある本屋。

ブッキッシュも移転してきてからは、書籍・古書販売も行いはじめていて
そういう場として求められているのかもしれないけれど、
本来の本屋さんってこういう所だったんではないかな？
そんな懐かしくてほっこりする、そんな素朴さに憧れを持つ今日この頃です（笑）
  

先週の水曜日、夕方のOTVさんで
本を紹介させていただきました。
急な事だったので、どの本にしようか悩んだのですが、
ツイッターで映画化の事をみかけたこちらの本にしました。
『ママ、ごはんまだ？』
　一青妙：著　講談社

一青妙・窈姉妹と　母親の料理を通しての物語です。
一青妙さんのエッセイといえば以前、コチラに
前作の本を紹介させていただいた事があります。

この本はその前作の続きのような
映画も両方の世界が描かれているようです。

反抗期のお子さんをお持ちのお母さん、
反抗期の子。
両者に読んでほしいエッセイ。


沖縄での上映はまだ決まっていないようですが、
どこかで上映決まるといいな。
是非こちらから映画の情報もご覧ください！  

ポッドキャスト聞いてみたらあれ？　勘違い差し替えです。

2週目にご紹介したのはこちら　
こちらで連載を読むこともできます。
1人暮らしの方、検討中の方はのぞかれてみてはいかがでしょうか？



聞くだけでも恥ずかしいのに、間違ってていっそう恥ずかしい（TT)
来週もあっているのか自身なくなってきたので、一度差し替えます。  

先週、フライング（勘違い）で掲載してしまったのですが
改めまして。

『誰も知らない世界のことわざ』
ブッキッシュでは本もあいを開催しているのですが、
その本もあいで、今期私がもらった本の中に
今回、紹介した本の前作『翻訳できない世界の言葉』がありました。
スタジオには2冊、持参しました。
真理子さんも、可愛い～と楽しそうにページをめくってくれました！

人の心の機微って言語に翻訳できないものかもしれない。
それが、国・民族と異なっていればなお。
でも、、それは理解が出来ないという事とは違うんじゃないかな？
なんとなく、本当になんとなくなのだけど、わかる気がするし、知りたい！
と、この本を眺めていて大好きになりました。
なので、是非このシリーズは紹介したいなと、結構早く決まりました！

可愛いイラストと丁寧な言葉。
親子、友達同士、お互いの気になった言葉を見つけて
1つでも自分の言葉にしてもらえたら素敵だなと思います。

『翻訳できない世界の言葉』はブッキッシュにも置いてます。
書店さんでも、結構みかけた本なので、気になった方は
是非、手に取ってみてくださいね。  

約1年半ぶりに出演させていただいたオリオンビアブレイク。
その間にも、ファインにも出演させていただき、
FM沖縄さん、毎回グダグダなのにすみません

でも毎回お客様に聞きましたよ～と言っていただいたり、
久しぶりの方から連絡をいただいたりと受け、
きちんと外で本の事を話すということを考えなくちゃなぁとも
今回は本当に考えさせられました。
と、前置きは終わり！

第1週目の昨日、ご紹介した本を
『おきなわ湧き水紀行』　ぐしともこ：著　ボーダーインク

約20年間県内の湧き水を求め情報の提供を行ってきた
「湧き水fan倶楽部」の活動を中心にエッセイにまとめられたもの。
番組内では、ぐしさんよりいただき、私が初めて倶楽部の事を知る
きっかけにもなった、湧き水カルタも持参。
山田真理子さんもテンションあがって、遊んでくださいました。
今まで2回ブッキッシュでも開催した湧き水fan倶楽部のイベント、
今年も開催できるといいなぁ～。

この本からは、水を中心として、風・香りなどの自然と共に
地域の歴史を感じることができます。
帯にもあるように、小さな旅・散歩に行きたくなるそんなエッセイです。

こちらはブッキッシュでも販売中です！
気になった方はどうぞ、本もカルタも手に取ってみてくださいね。  

新刊入荷のご案内です！



『沖縄“野次馬”の遺言』 大峰林一：著
フォレスト：発行

です。

大峰氏、実は以前、前田の頃に何度かご来店いただいていて、
本の寄贈もしていただいたというご縁があります。
もう、耳はだいぶ遠いのですが、その頃も、ご自身の書かれた記事や
気になった本の事などを拝見させていただいたり、お聞きしたことがありました。

そういう今までの活動をまとめたのが本書になります。

まだ未読なので、どこまで切り込んだ内容になっているのかはこれからですが、
今の時代を憂い、かつての沖縄の様子を伝えてくれる先輩のお話に
ちょっと耳を傾けてみたいと思います。

是非、皆さんもお手にとってみてくださいね！

  

実は年末、最終営業日に入荷していました。
少し、自分で触れてみてからとおもい紹介が遅くなりました。

以前、少しだけ遊んだことがあるけど、近頃はFB上でのやりとりだけと
なっていた親川さんの記事を見かけ
「この雑誌、委託で扱う事は可能のですか？」と
お聞きしたら早速持ってきてくださったのです！


『越境広場　1号』　定価1300円

今号の特集の１つは〈1995・沖縄〉　いろいろな人たちの１９９５年。あの時、何をし、何を考えていたのか？
同世代の人、上の世代の人、下の世代の人。
それぞれの1995年。私も改めて考えていました。

でも私がこの雑誌を扱ってみたいと思ったのは
そんな政治的なことの中に【文学】が別特集としてあったこと。
そうこの雑誌のサブタイトル（でいいのかな？）は
来るべき言葉のための巡航誌


年２回の発刊を目指すというこの雑誌。
もし、どこかで見かけたら手にとってみてくださいね。

ブッキッシュでは残り１冊なので、０号（がもしあえば）と共に再入荷をお待ちください。